DIARY
2008/05/15 00:31
[佐藤 元彦]
タモリ倶楽部



なにげに初上陸の柏、本番までかなり空き時間もあったので、
最近、現場という現場が重なり誰よりも多くの時間を共にし、ほとんどコンビと
化しているタコ氏とホット横山サポチームと柏の街散策に...
タコ氏がヘッドフォンを買うというので、駅前のビックカメラに。
残るふたりもせっかくなんでと物色をはじめ、自分的にも”別に今買わなくてもいいモノ”『ステレオ変換プラグ』や『PC用ゲームパッド』を買って充足感に浸るという妙な物欲感覚に襲われ始める。
しだいに野球盤やらダーツやら”なくてもいいけど、あったらうれしいモノ”の物色にシフトし、最終的にタコ氏が『Wii』の購入を本気で考え始めたところで、一同一気に興奮しはじめるが、結局無事?Wiiは買わず、ひとしきり騒いで物色ツアーにも飽きがでてきたところで、
この日のキーパーソン、ホット横山が重要な一言を発する。
『この感じ...ゴールのみえないだらだら感...俺たち、なんかタモリ倶楽部みたいすね!!俺、この感じ好きっす!!』と
切長の細い目を大きく見開きながら幸せそうにいい放ったこの一言で一同なにかスイッチが入りテンション急上昇!(笑
早速、タモリ倶楽部に倣い次の動きを模索し始める。
物欲を満たした?ビックカメラを後にし、次はやはり食欲ってことに。
ここでもホット横山すかさず一言、『回転寿しってタモリ倶楽部っぽいですよね!!銚子丸ってとこチェーンですけど結構うまいす!!』
次の瞬間、この業界きっての驚速検索マニアのタコ氏が、
『あった!銚子丸。ここからちょい離れるけど、16号線沿いに。』
一同検索結果にもいちいち興奮...
すかさずホット横山一言、
『行きましょう銚子丸!俺、今日、楽しいっす!!柏、いいっすね!!』
ちょっと楽屋を離れて散策のはずが、気づけば、車カッ飛ばしてライブハウスから
はるか離れた国道沿いの回転寿し屋に...
そして、席に座るや否や、各々、次々と注文。
欲望のままに寿司を頬張り、今度は、そのあまりのうまさに一転して終始無言に...
(写真参照:人まさに顔で語りしもの也...岩塩炙りえんがわを食すサポチームの図)
こうして、満たされる幸せに浸りつつ皆しばしぼんやりしてると、
タコ氏が一言、『なんか危ない...俺、風邪っぽいかも...』
至福後のここにきての予期せぬ発言に一同何故だかテンションがさらに高ぶる!(笑
で、次に我々向かうのは、やはり薬局。
そして入った薬屋が何故だか本格的な漢方薬局屋(笑
さらにライブハウスに戻ると思いきや、またもやホット横山の誘導で今度は隣の古着屋でステージ衣装の物色開始...(笑、写真参照、明日の下北でこの勇士は観れるでしょう!?)
最後、ライブハウスに戻る途上で車内のBGMにYMOのライディーンがかかった
瞬間、ホット横山がとどめの一言、
『やばいす!YのYokoyama、MのMotokichi、OのOtaで俺たちYMOですよ!!今日、やばいす!!』
俺のMだけファーストネームにすり替わってるが、一同そこはやはり大興奮!!(笑
こうして、とにもかくにも満たされて本番前会場入り。ライブは当然そのまんまの
テンションでした...
とまあ、なにがいいたいかといいますと、さしてなんでもないことにいちいち興奮していた俺らを振り返るとあることが明らかに...
この場合、単純につまらんなんてことない事象、現象も『タモリ倶楽部』というキーワードにはめて無理繰りそのように演出、共通認識することで、ささいな事にも充足感を創りだし興奮を得られたのだと(笑
つまりは、幸せとはどんなところにも宿っているのだと、それを享受するのはその人のちょっとした工夫次第ということです。そう、幸せとはささいな日常にこそ宿るものであるという真理に気づかされるというなんともニューエイジな風を感じられた柏での1日でした...合掌...
明日もこのあまりに無邪気なサポチーム迎えてライブです!(笑
でわ、下北で会いましょう〜!!
BGM:X∞MULTIPLIES by Yellow Magic Orchestral
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